介護施設のホントノトコロ

砕けたスタイルで介護をご紹介します!

いくつになっても2

いくつになっても…

 


ま、基本的には人間って

 


結構、いくつになっても…ですよね🎶

 


当然、老若男女問わずですので

 


楽しく「老」のいくつになっても、を

 


ご紹介します( ̄∇ ̄)

 

 

 

 


今回の主人公は

 


80代後半のおじいちゃん。

 


その年代の人にしては比較的背が高く

 


スラッとした体格

 


小刻みではあるが1人で歩くことができるし

 


身の回りのことも出来る。

 


認知症ではないのですが

 


だいぶ耳が遠いので

 


なかなか一回では聞こえないみたいで

 


会話は互いに声がどんどん

 


大きくなるんですよね(⌒-⌒; )

 


そんな感じなので

 


普段は部屋に篭ってテレビを見たり

 


本を読んだり

 


寝る前に決まって晩酌をしたり

 


至って普通の方です

 


ただ一つ困ることがあったのです。

 

 

 

 


それはですね…

 


外出ができない彼の為に

 


介護者がおつかいを頼むことなんです。

 


もちろん、お手伝いをすることは

 


やぶさかでは無いのですが

 


その内容が決まって…

 


大人の❤❤❤な週刊誌😍

 


すでに持ってる雑誌の広告や

 


受診先の待合室で仕入れた

 


❤❤❤雑誌の名前をメモして

 


小銭と一緒に渡して頼むのです

 


❤❤❤な雑誌に免疫のある男の介護者は

 


特別気にもしないのですが…

 


問題は免疫のない女性介護者💦

 


彼は女性にも平気で頼むんですよ😅

 


ある日やはり❤❤❤な雑誌のおつかいを

 


頼まれた女性の同僚(年齢非公開)

 


嫌々ながらも

 


近所のおじいちゃん店主のやってる

 


小さな書店へ行きました…

 


預かったメモを見せると店主は店の奥へ…

 


店には数人の客

 


一刻も早く帰りたいと待っていた彼女に

 


店主は嬉々として

 


「ねえちゃ~ん🎵

 


パパラッ○あったよ~~~‼😆」

 


…顔を真っ赤にして、店を出たそうです😅

 


話は逸れましたが

 


❤❤❤雑誌の好きなおじいちゃん

 


部屋には❤❤❤雑誌の山😍

 


そしてテーブルには大学ノートが4、5冊

 


何に使ってるか

 


この時はわかりませんでした…

 


ただ、そんなことは気にも止めず

 


すっかり担当になってしまったオレは

 


❤❤❤雑誌(←シツコイ?😅)の

 


調達業務をこなしていました

 

 

 

 


そして、ある日の午後…

 


完全に打ち解けたオレを

 


おじいちゃんは突然部屋に呼び出しました。

 


「何かしたんじゃないの?😓」

 


同僚が心配するなか訪問

 


おじいちゃんは

 


「おおっ🎵」とニコニコしながら手招きして

 


椅子に座るよう促しました。

 


どうしたのか伺うと

 


あの大学ノートを見るようにと

 


俺に差し出しました

 


謎の大学ノート…

 


一体何が書いてあるんだろう😓

 


恐る恐るそのページを開いてみると…

 


❤❤❤雑誌の切り抜きでした😆

 


つまり…

 


❤❤❤雑誌の

 


❤❤❤写真による

 


❤❤❤なおじいちゃんの為の

 


オリジナル❤❤❤本⤴⤴😍

 


おじいちゃんは嬉しそうに一つ一つ説明します😃

 


俺も❤❤❤は嫌いではないので

 


ノリノリで話に乗っかる🎵

 


次第に話は盛り上がり

 


おじいちゃんは❤❤❤雑誌で

 


仕入れた言葉の意味を聞こうと

 


メモを俺に見せました

 


そこには…

 

 

 

 


「コスプレ」

 


「ロリータ」

 

 

 

 


…丁寧に教えましたよ😁💦

 


しかしあることをすっかり忘れていました…

 


このおじいちゃんと会話する時は

 


声がデカくなるということ。

 


部屋は防音性はほぼ皆無…

 


仕事に戻った俺に同僚は

 


「こっちまでよく聞こえてたよ…」

 


しばらくその話は

 


同僚間でささやかれておりました😱

 

 

 

 


皆さん、

 


内緒話は聞こえないようにしましょうね💦